顎関節症とは
皆さんこんにちは
院長の栗原健二です。遅くなりましたが今年も宜しくお願いします。
今回は顎関節症についてお話ししてみたいと思います。
さて、皆さんも今まで顎関節症を患った事がある人も意外と多いいと思いますがどのような状態が顎関節症というものなのか。それは顎に痛みがある、音がする、口が開かないという症状のうちどれか1つでもあると
顎関節症と診断されます。皆さんのなかにも、このうちのどれか1つでも経験したことがあるかもしれませんが、とくに音がするという症状はかなりの方が経験したことがあるかもしれませんね。
ではそれに対する治療についてです。まず音がするという症状は顎関節症の中で一番多くみられる症状です。この場合は基本的には経過観察することがほとんどです。音(シャリシャリ、ポキといった音)がする原因については顎関節部分とその周囲にある関節円盤というお皿状の組織に何らかの問題が起きた時の音です。経過を見ていく過程で音がしなくなったり軽減していくことがほとんどです。
痛みがあるときはどうするかというと、基本的には鎮痛剤の服用とお口を安静にすることがメインになりますが、場合によってはマウスピースの装着をしてもらうこともあります。
口が開かないときは、マニュピレーションといってお口が開くように顎にある程度の力を加え開くように整復することや、家庭でのストレッチで少しずつ開くようにしてもらうこともあります。またマウスピースの装着をすることもあります。
このような症状がでたらまずは歯科を受診して下さいね。