大人になったら怖いのは歯周病!?
“みなさん、こんにちは。
栗原歯科の院長、栗原健二(くりはらけんじ)です。
このブログの最初のテーマに何を取り上げようか迷ったのですが、「歯周病」にすることにしました。
なぜなら、歯周病で歯を失ってしまう人がとても多いからです。
最近はテレビなど、メディアの影響もあって歯周病という言葉はだいぶ知られているようですが、改めて歯周病のことをきちんと知って頂ければと思います。
まず、歯周病というのは歯周病菌によって顎の骨が溶かされてしまう病気です。
虫歯は歯がやられてしまうのですが、歯周病は歯を支えている骨がやられてしまうのです。
もちろん、その過程では歯茎もダメージを受けて腫れたり膿ができたりします。
どんなに健康的で丈夫な歯を持っていても、つまり虫歯がゼロでも、歯周病になってしまうと土台から崩れて歯が抜けてしまうのです。
実際、日本人の大人が歯を失ってしまう原因で最も多いのは、歯周病であることが分かっていますし、歯周病予備軍まで含めるとほぼ全員がそのリスクに晒されていると言っても過言ではありません。
特に大人になると虫歯よりもとにかく歯周病ケアが大事になりますので、みなさんも「歯周病」に目を向けて毎日のお手入れを続けて頂ければと思います。
それでは、次回は、実際にどのように歯周病ケアをすればいいのかをお話したいと思います。”