機材紹介(その5) デジタルレントゲン
“みなさん、こんにちは。
栗原歯科の院長、栗原健二(くりはらけんじ)です。
機材紹介シリーズ第四弾は、検査機器の一つ、デジタルレントゲンをご紹介させて頂きます。
レントゲン自体は、みなさん何度も撮影したことがあるでしょうから、馴染みもあるかと思います。
X線と呼ばれる高いエネルギーの光(見えない光ですが)を当てて、その反対側にXに反応するフィルムを置いておくと、X線が届かなかったところだけが画像として浮かび上がってくるというのが、レントゲンの簡単な仕組みです。
しかし、当院が導入しているデジタルレントゲンはフィルムが必要ありません。
その代わりにセンサーが入っていますので、同じようにX線が届いたところと届かなかったところの違いを画像としてモニターに映し出します。
フィルムを使わないためX線を照射する量を減らすことができ、患者さんの被曝量低減に繋がります。
そして、現像する必要がなく、すぐにモニターでチェックできますので、検査結果をお待ち頂く必要がありません。
さらに、これは患者さんにとっての直接のメリットではないかも知れませんが、現像をする時は大量の化学薬品の廃液が出るのですが、デジタルレントゲンならそういった環境への心配もありません。
レントゲン一つ取ってみても、随分と進化しているのですね!”